【塾コラム】中学生が定期テストで5科目合計450点以上とるためのコツとは?
まずは基本問題を完璧に!
5教科合計で450点以上を狙うというときに簡単な問題・基本的な問題で間違えていては勝負になりません。
また、学校の教科書やワーク・プリントに載っている問題と同じ問題は、落としてはいけません。
450点以上を取る子どもたちは、学校の教科書やワーク・プリントに載っている問題と同じ問題は、
それがどれだけ難しい問題であろうと絶対に正解します。
450点以上を取る子どもたちは、わからない問題はそのままにせず、わかるまで勉強するからです。
ここでいう「わかる」とは、
①なぜその答えになるのかが自分の言葉で説明できる。
②問題の言葉や数字などを多少変えられても正解できる
こういった状態です。
基本を完璧にするためにどういう勉強をすればよいのかは、以下の過去の塾コラムでも紹介しているので参考にしてみてください。
「正しくできてる!?中学の定期テストで点数を取るための勉強法のキホン」
「中学校の定期テストで400点以上を取るには?必勝法を教えます!」
特に、学校のワークを完璧にすることは大切です。
3周、4周、5周と完璧になるまで周回しましょう。
「問題と答えを覚えてしまうくらい」が基準です。
繰り返しになりますが、450点以上を取る子どもたちは、1度解いた問題は間違えません!
頑張りましょう!
基本の次にやることは?
基本が完璧にできるようになると、400点以上は取れるようになります。
そこから450点以上を目指すときには、“応用問題”に正解する必要があります。
初見の難問に対応できるかどうかが450点以上を取れるか取れないかの分かれ目です。
では、“応用問題”に対応できる力はどのようにしてつけていくのか?
それには普段から「自分で考える」ことが大切です。
難しくてわからない問題に出会ったときに「すぐに答えをみる」のではなく、まずは「自分で考える」こと。
最低10分は考えてみましょう。
基本を完璧にマスターしていれば、全く歯が立たないということはないはずです。
また、自分で考えた問題はすぐに答えを見た問題よりも記憶に残ります。
難しい問題はまず自分で考えてみる
これを実践していくと応用問題への対応力が確実に身につきます。
あとは数をこなすだけ!
学校のワークの難しい問題だけで足りない場合は、塾や市販の問題集の難問にもチャレンジしましょう!
効率よく勉強するために必要なことは?
これまで述べてきたことを実践すれば、必ず450点以上を取れます!
ただし、慣れるまではたくさんの時間が必要になると思います。
そこで、できるだけ少ない時間で効率よく勉強するコツをここからはお伝えします!
やるべきことは「情報収集」です。
情報収集の方法はいくつかあります。
①授業中に先生が言っていることをしっかりと聞く
授業で先生が「テストに出る」や「大事」と言ったところは覚えましょう。
②先生のテストを分析する
多くの場合、定期テストは同じ先生が作成します。その場合、その先生がどのような問題を作るのかを分析することは大切です。自分が受けたテストを見返して、記述問題が多い、ワークから同じ問題が出題されることが多い、あるいは先生が授業中にしゃべったことから必ず出題されるなど何かしらの特徴を探してみてください。その先生のテストを受けたことがある先輩に聞いてみてもいいですね。
③学校の先生に聞く
学校の先生に「こういう問題出ますか」のように聞くのもありです。聞くときには「どんな問題出ますか」のようにアバウトに質問するよりも具体的に聞いたほうがよいでしょう。先生に聞くことで、どんな問題が出るかわかればラッキーですし、そうでなくても、先生に質問に来る勉強熱心な生徒という印象を与えることができます。
通知表の評価アップにつながるかもしれません。
④塾の先生から情報を得る
塾に通っている人におすすめの方法はこれです。
塾の先生はその学校のテストを分析しています。②で述べたことをプロがやっているのですから利用しない手はありません。塾の先生からの情報発信はしっかりと受け取りましょう。また、しっかりと勉強したい単元などは塾の先生に言って問題を用意してもらうのがよいでしょう。先にも述べたように初見の問題に「自分で考えて」取り組むことで応用力が身につきます。
これらの手段で得た情報をもとに勉強すれば、必要なことだけを効率よく勉強することができます。
最後はやるかやらないか
ここまでさまざまなことを述べてきましたが、結局は「やるかやらないか」です。
・基本が完璧になるまで「やる」。
・1度解いた問題を間違えなくなるまで「やる」。
・応用問題が解けるようになるまで「やる」。
これだけです。
人によってかかる時間は違います。効率よく勉強しても時間がかかるのは同じです。
それでもわかるまで「やる」
できるようになるまで「やる」
覚えられるまで「やる」
これができるかどうか。
今までの自分を厳しく思い返してみてください。
「やる」こと全てをやりきったと言いきれますか?
甘えをなくし、あらゆることをやりきったと言えたとき、あなたは450点以上を取っているはずです!