【塾コラム】ラストスパートをかける時、必要なことは…?
イングでは定期的に保護者懇談会を実施しておりますが、中3生・高3生はもちろん中2生・高2生の保護者の方からも、受験に関するご質問やお悩みがたくさん出てきています。
実は出願までを考えるとさらに残された期間は短くなり、
大阪私立高校なら年末年始には出願と、結構迫ってきていますよね。
では、これからどう過ごせばいいのでしょう?
中には、焦って気持ちが不安定になるお子さまもいます。
なかなか、エンジンがかけ切れないといったケースも考えられますよね。
高校受験が迫ってくる今、すべき事といえば、
やはり『勉強すること』と『目的を持つこと』
ただそれだけです。
あえていうなら、
『片っ端から勉強』して、『行きたい!行くんだ!』
と強く強く思うことの2つだけです。
ギリギリまで成績を伸ばすためにする事
そのために必要なことは、ひたむきに問題に取り組むことです。
たくさんの問題集は必要ありません。
持っている問題集や、実力テストや模試など、
出会った問題を二度と間違えないように理解することです。
分かった気になるのではなく、分かったと言えること、そして
記号問題も含め、なぜそうなるのか理由も言えて選べるようにすることが大切です。
これこそが、『揺るがない力』になります。
もちろん、一人の力ではわからないことはわからないですよね。
その時に、『先生、教えて!』と声に出すことです。
塾の先生・学校の先生、その科目が得意な友人…わからないままにしない、このくらいでいいや~とせず、ひとつひとつ分かるように解けるようにすることです。
進めていくうちに必ず分かることが増えて、勉強がスムーズになってきます。
最後までくじけないようにするためにする事
受験高校には必ず足を運んでみてください。
いくつかの高校で迷っているならそこにも行ってみてください。
高校の印象とともに往復の通学環境も、自分が通いたい気持ちを増幅させます。
自分が高校生になった時の様子を『リアル』に感じることは、
ギリギリまで受験勉強を頑張れる活力になります。
学校説明会やクラブ見学&体験ができると、なお良いですね。
勉強も志望校も、なんとなくの状態では頑張りきれません。
入試直前まで成績が伸びる子には、ちゃんと理由があるんです。
迷っている時間は、もったいない。
手元にある問題、まずは中間テストの問題と一番最近実施の模擬テストからやってみましょう。
そこに出題されている問題も入試問題の範囲です。少しの無駄もないはずです。
高校受験というひとつの壁。
乗り越えるのは、自分自身の力。
乗り越え方を学び、乗り越える力を付ける。
ひと回り成長したお子さまが、ステキな笑顔で迎えられる春が、楽しみです。